2020年東京オリンピック決定で円売り強まる

米雇用統計は弱い結果
金曜日の海外時間には、発表された米雇用統計が弱い結果だったことから、米長期金利が低下しドル売りが強まりました。またプーチン・ロシア大統領がシリア支援を続けるとしたこともドル売りを後押ししました。しかし週末に2020年の夏季オリンピック、パラリンピックの開催地が東京に決定したことたから週明けには円売りが強まりました。

欧州時間、米雇用統計発表を控えて薄商いの中、欧州株が冴えない動きだったことなどからややドル買いが強まって、ドル円は99.70円台まで上昇し、ユーロドルは1.3100台まで下落しました。

NY時間にはいって、発表された米・8月雇用統計で、失業率は7.3%と予想よりも良かったものの、労働参加率が低下したことや、非農業部門雇用者数が予想よりも弱く、前月、前々月分も大幅に下方修正されたことから米長期金利が急落し、ドル売りが強まって、ドル円は98.80円台まで、ユーロ円は130.00円付近まで下落し、ユーロドルは1.3170台まで上昇しました。しかし米長期金利が下げ止まったことや、各国株価が下落しなかったことからややドルの買戻しが強まりました。

その後プーチン・ロシア大統領が「米国がシリアに対する軍事攻撃を実施した場合、ロシアはアサド政権への支援を続ける」と述べたことから再びドル売りが強まって、ドル円は98.50円台まで、ユーロ円は129.90円付近まで下落し、ユーロドルは1.3190付近まで上昇しました。

NY時間午後にかけて米長期金利がやや反発したことから、ドル円は99.30円付近まで反発し、ユーロドルは1.3160付近まで下落しました。

週末に行われたIOC総会で、2020年の夏季オリンピック、パラリンピックの開催地が東京に決定したことたから、今日のオセアニア市場では、円売りが強まってドル円は100円台を回復しました。しかし発表された日本の第2四半期GDP2次速報値が、大幅に上方修正されたものの市場予想に届かなかったことなどからドル円は100円台を維持できず99円台半ばまで反落しました。

今日の海外時間には、スイス・8月失業率の発表と、ウィリアムズ・米サンフランシスコ連銀総裁の講演が予定されています。