外為サマリー:1ドル99円70銭前後の一進一退、米国情勢など様子見気分も

 9日の東京外国為替市場の円相場は、午後3時時点で1ドル=99円67~68銭近辺と前週末午後5時時点に比べ11銭の円安・ドル高。対ユーロでは1ユーロ=131円27~31銭と同64銭の円安・ユーロ高で推移している。
 円相場は、午後に入り99円70銭前後でのもみ合いが続いた。朝方は、東京五輪開催による株高・円安期待から午前8時40分過ぎに一時100円10銭まで円は売られた。ただ、その後は円買い戻しが強まり、99円70銭前後での一進一退が続いた。東京五輪は決まったものの、先週末の米・8月雇用統計が予想を下回ったことから米量的緩和縮小の行方は依然、不透明のままでシリア情勢も先は見通せない状況。このなか米国情勢を確かめたいとの見方から、模様眺め気分が強まった。 
 米議会では今週からシリアへの軍事行動を巡る論戦も本格化する見通しだが、議論の行方の不透明感は強まっている。あすは中国・8月鉱工業生産の発表などがあり、その内容も注目されている。
ユーロは、対ドルで1ユーロ=1.3172~73ドルと同 0.0052ドルのユーロ高・ドル安で推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)