オリンピック祝賀ムードは一服=外為どっとコム総研 神田卓也

一時100円台を回復するも・・・
本日のドル/円は、東京オリンピック招致決定による株高期待から買いが先行。
米8月雇用統計を受けて一時98円台まで下落した先週末の流れを断ち切り、100.10円前後まで上昇した。ただ、シリア情勢への懸念がくすぶり、米量的緩和の縮小開始にも不透明感が広がる中ではドルの上値は重く、買い一巡後は99.40円台まで反落した。
下値余地は小さいが、100円台は重そう
オリンピック招致決定と、今朝方発表された本邦4-6月期GDP2次速報の大幅上方修正が、来年4月の消費増税を後押しするとの見方からドル/円の下値余地は小さいと見るが、目先的にはシリア情勢がドル売り(円買い)を誘発するリスクを排除できない事から、100円台の上値は重そうだ。仮に海外市場で株安に振れた場合などは、一時的に99円を割り込む可能性もあるだろう。
シリア情勢に注目
本日は米経済指標などのイベントには乏しいが、本日から再開される米議会でのシリアへの攻撃に関する議論の行方が注目される。また、ウイリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁の講演(24:00)にも注目しておきたい。