東京オリンピック開催決定で上昇したが、再び様子見の展開の可能性

高値圏でもみあえば、水準訂正が起こるため、利益確定優先へ
先週は、6日(金)の米8月雇用統計や7日(土)のオリンピック開催地決定を控え、又シリア情勢もあり、神経質な展開を想定。特にシリア攻撃はある程度織り込んでおり、下振れあって13000~13300円があれば買うところとしていましたが、シリア攻撃が先送りとなり為替が円安方向となったことで、薄商いの中を2日(月)は△184の13572円の反発となりました。そこで、8月23日の13774円を終値で超えると短期の買転換となって14000円までの上昇が期待できるとしました。
 結果的に、シリア情勢への懸念が和らぎ、アメリカや中国の経済指標が予想を上回ったことを好感して先物主導で大きく上昇し、3日(火)は△405の13978円となって短期の買転換出現となりました。柴田罫線では、まだ三角保ち合いの中での買転換のため上値は14300円水準を想定していましたが、5日(木)に14156円まで上昇後、週末6日(金)は利益確定売りで▼204の13860円で引けました。
 今週は、週前半は東京へのオリンピック開催決定で戻りを期待できそうですが、SQを週末に控えて荒い値動きになる可能性もあります。来週のアメリカのFOMCの金融政策を巡って様子見ムードも広がりやすく、上昇しても上値は14300円水準というところです。
 週明け9日(月)は、東京オリンピック開催決定、4~6月期GDP改定値の上方修正、中国株式の大幅高を受けて△344の14205円の大幅反発となりました。ただし、前場の寄り後の高値14251円を更新することができず、14300円水準では上値の重たさを感じさせます。14300円水準は三角保ち合いの上値斜線にあたるところですので上値は重くなりますが、この三角保ち合いを完全に上放れとするのは、8月2日の14466円を終値で抜けてからとみた方がよいでしょう。