午後:債券サマリー 先物は大幅高、米金利動向など注視へ

 9日の債券市場では、先物中心限月12月限は大幅高。朝方発表された4~6月期国内総生産(GDP)改定値が好調だったほか、米量的緩和の縮小の先送り期待から米長期金利が低下するとの観測から買いが集まった。
 後場の先物は143円17銭でスタートし、一時143円33銭まで上昇した。4~6月期GDP改定値が物価変動を除いた実質で年率換算3.8%増と速報値の2.6%増から上方修正され、消費増税への環境が整ったとの見方が強まった。また、6日の米・8月雇用統計の結果、米量的緩和の開始観測が後退し米長期金利が2.94%へやや低下したことも債券買いの要因となった。あすは30年債の入札が予定されている。
 この日の先物12月限は142円87銭で始まり、高値は143円33銭、安値は142円80銭、終値は前週末比47銭高の143円29銭。出来高は2兆2229億円。10年債の利回りは前週末比0.035%低下の 0.750%、 20年債は同0.025%低下の1.680%、30年債は同0.025%低下の1.805%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)