あす(10日)の為替相場見通し=中国経済指標などに注目

 あすの東京外国為替市場の円相場は、中国経済指標などを注視しながら、99円台後半での一進一退が続きそうだ。予想レンジは1ドル=99円20~100円10銭、1ユーロ=130円00~132円50銭。この日は、東京五輪開催の決定を受け、株高・円安期待が膨らみ、朝方に一時100円10銭をつけた。ただ、円売り一巡後は、円買い戻しが流入。午後5時過ぎには99円30銭台まで円高方向に振れた。
 市場の関心は、6日の米雇用統計の発表を受け米量的緩和縮小の開始があるかどうかに向かっている。今月17~18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)に向け、なお神経質な展開が続くとの見方は多い。また、シリアに対する米軍事行動の議会審議も今週から本格化するとみられており、外部環境はリスクオフを強める状況となっている。あすは、中国・8月鉱工業生産や8月小売売上高の発表があり、その内容が関心を集めている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)