あす(10日)の株式相場見通し=冷静さ取り戻し一服、輸出関連の売りに警戒感

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 あす(10日)の東京株式市場は、この日の大幅上昇の反動もあり、買い手控えムードのなか、日経平均株価は反落することになりそうだ。10日は、9日の〝東京五輪決定〟へのご祝儀相場に比べて、市場参加者の投資姿勢もやや冷静さを取り戻すことになりそうだ。特に、五輪関連物色の中心は建設、不動産、サービスといった内需関連業種が大半を占めていることから、外国為替市場での円相場がやや円高・ドル安傾向を強めるようなことがあれば、自動車、電機、精密機器といった輸出関連の主力銘柄に、戻り待ちの売りが先行する可能性もある。
 9日の東京株式市場は、2020年夏季オリンピック・パラリンピック開催都市が東京に決定したことを受け、関連銘柄とされる社会インフラ関連や含み資産関連の銘柄を中心買い進まれ大幅高となった。日経平均株価終値は、前週末比344円高の1万4205円。東証1部の売買代金は、2兆1007億円と、8月9日以来1カ月ぶりにようやく2兆円大台を上回った。
 日程面では、8月のマネーストック、8月の工作機械受注、7月の第三次産業活動指数に注目。海外では、中国8月の鉱工業生産・小売売上高が焦点になる。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)