今週のドル円はシリア攻撃への思惑が焦点になるもベースは円安か?

先週の米ドル/円はリスクオンで上昇後、雇用統計で乱高下
先週の米ドル/円は98.365で寄付いた後、シリア攻撃への警戒感が後退したことからリスク選好で上昇して始まりました。

ECB理事会や日銀金融政策決定会合などもありましたが、目新しい材料も無く横ばいで推移。

6日に発表された米8月雇用統計は、失業率は前月の7.4%に対し7.3%と低下したものの、農業部門雇用者数が市場予想の前月比17万5000人増に対し、前月比16万9000人増と弱かった事や7月の数値が5万8000人下方修正され10万4000人増だったことから、一時98.54まで下落いたしましたが、売り一巡後は99円台まで値を戻し99.06で引けました。
(週足は陽線引け)

今週は底堅い動きを予想、シリア攻撃への思惑が重しに
今週の焦点は米国のシリア攻撃の議会承認で、基本的には99円後半での推移を予想。

周知のとおり先週末におこなわれたIOC総会で2020年夏季オリンピック開催地に東京が選ばれたことにより、今朝方100円台に乗せる動きもありましたが、その後はじり安で推移。

今週は大きな経済指標はなく、米国のシリア攻撃に関する議論が焦点になると思われますが、議会承認までは時間がかかりそうなので、シリア攻撃に関する思惑で相場が荒れる可能性があります。

テクニカル的には、三角保ち合いを上抜けて推移し、一目均衡表も三役好転(基準線が転換線を上抜け、日々線が雲を上抜け、遅行スパンが日々線を上抜け)していることや、先週までの米経済指標はおおむね強い結果で雇用統計も市場予想に比べれば弱いものの雇用者数は伸び失業率も低下しているため、米国の景気が改善してきていると考えられることから、相場の過熱感はあるものの底堅い動きを考えております。

レジスタンスは、先週の高値となる100.20
サポートは、一目均衡表雲の上限となる99.29(9月9日)、その下が転換線の位置する98.50前後。