2020年夏季オリンピック&パラリンピック、東京開催決定

アベノミクスの原動力となるか
先週末からは、金曜日の米8月雇用統計の発表、日曜日早朝のオリンピック開催地決定、今朝の日本の第2四半期GDP2次改定値と材料がたくさんありました。

その中でもなんと言っても昨日の早朝に発表された2020年の夏季オリンピック・パラリンピックの開催地に東京が選ばれたことが大きなニュースでした。

オリンピック開催の経済効果に関しては、東京都などの試算で約3兆円と言われていますが、否定的な記事も多く出ています。しかし私はこの件に関してはもっと楽観的な見方をしています。

良く議論されている、建設業やそのほかのインフラ絡みの需要が増えたり、海外からの観光客が増加するという直接的なものはもちろん重要ですが、金額的には限りがあります。

しかしオリンピックという世界的にも最大規模のイベントが行われることが決定したことで、2020年に向かって、明るい前向きな期待が広がって、これまでの停滞した社会、経済の雰囲気が変化する可能性があると考えています。その事で前向きな投資が増えたり、個人消費が活発化することが期待できます。また世界的に日本に対する注目が高まったり、日本に来る海外の観光客が増えることで、日本の文化、製品が今以上に世界に広がるチャンスがあります。そうなれば、日本にとって新しいビジネス・チャンスが広がることになります。

もちろんお祭り気分で東北の復興や、原発問題の解決に対する努力を怠ることは許されません。むしろ、オリンピックの準備と並行して、そういった問題に対して今以上に積極的に取り組むことがアベノミクスが本当に成功する原動力になるのではないでしょうか。