日米材料難の中、中国に注目=外為どっとコム総研 川畑琢也

日米材料難の中、中国に注目
昨日のドル/円は、2020年五輪開催地に東京が決定した事を好感した買いが一巡すると99.33円まで下押すも、米株の上昇により、99.64円まで持ち直して取引を終えた。
米株高の背景については、中国の輸出が市場予想を上回った事が好感された他、シリア情勢に対する過度の懸念が後退した事も、ある模様。

本日、日米で主だった経済イベントは予定されていないが、中国の経済指標(8月の鉱工業生産と小売売上高、いずれも14:30)を受けた株価の動向が、ドル/円相場の手掛かり材料となろう。足下で中国景気の持ち直しが期待される中、予想を上回る結果となれば、中国株高を受けたクロス円(ユーロ/円や豪ドル/円など)の上げ主導でドル/円相場を押し上げる可能性がある。その場合は今月6日高値(100.21円)突破が試されよう。

その他、昨日に続き、シリア情勢を巡るオバマ米大統領や米議会の対応にも、注目したい。