<動意株・10日>(大引け)=PS三菱、酒井重、第一カッターなど

 ピーエス三菱<1871.T>=一時ストップ高。2020年の夏季オリンピックの東京開催が決まり、首都高速の大規模改修に期待が高まっており、コンクリート橋梁でトップクラスの技術力と実績が改めて評価されている。材料性が強く値動きが軽いことも短期資金の狙いになっているようだ。

 酒井重工業<6358.T>=続急伸。株価は一時、前日比54円高の405円と2007年8月以来、約6年1カ月ぶりの400円台に乗せた。2020年の東京五輪決定で首都高速道路中央環状線や東京外郭環状道路などが、東京都心の渋滞緩和に向け前倒しで整備されるとの観測が浮上。道路機械大手の同社へ需要増の期待が膨らんでいる。

 第一カッター興業<1716.T>=続騰。ダイヤモンドを使用したコンクリート構造物の切断、穿孔工事を主力としており、2020年の東京五輪開催で高まりが予想される首都圏でのインフラ整備関連の一角として人気を集めている。建物基礎の静的破壊など、コンクリート構造物の建て替えが活発化すれば同社へのビジネスチャンスは増えそうだ。

 翻訳センター<2483.T>=ストップ高。2020年オリンピックの東京開催が決まり、翻訳サービスの需要増加観測が買い手掛かりになっている。翻訳者、通訳者の派遣も行うことからオリンピック開催時には特需発生も期待されている。

 空港施設<8864.T>=ストップ高。同社は航空貨物ターミナル施設の賃貸や冷暖房事業などを手掛けている。2020年夏季五輪の東京開催決定を受け、交通インフラ整備の一環として羽田・成田の発着を拡大すると10日付の日本経済新聞が報じたことから、これを手掛かり材料に買いが集中。羽田空港跡地に国家戦略特区構想が浮上するなか、これと相まって同社のビジネスチャンス拡大が見込めるとの思惑が買いを誘っている。

 鉄建<1815.T>=2日連続のストップ高。2020年東京オリンピック開催に向け、成田空港と羽田空港などを結ぶ「都心直結線」構想がなどが材料視されているほか、鉄道耐震化関連工事需要やリニア新線建設への期待も買い気を盛り上げている。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)