東京株式(大引け)=218円高、“東京五輪”で建設株急騰

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 10日の東京株式市場は、東京五輪関連として建設株が全面高となり、これを中心に広範囲に買いが優勢となった。日経平均は途中伸び悩む場面もあったが、後場買い直されこの日の高値ゾーンで着地している。
 大引けの日経平均株価は前日比218円高の1万4423円と大幅続伸。東証1部の売買高概算は42億3075万株、売買代金は2兆4412億円。値上がり銘柄数は1310、値下がり銘柄数は352、変わらずは91銘柄だった。全体の75%の銘柄が上昇し、売買代金も前日水準を大きく上回り連日の2兆円超えとなった。
 きょうの東京市場は、前日の米国株市場でNYダウが2週間ぶりに1万5000ドル大台を回復したことから、リスク許容度が改善した外国人の買いなどを引き込み、リスク選好ムードのなかでスタートした。その後利益確定売りに伸び悩んだが、後場に入ると建設やセメントなど資材関連への買いが加速、日経平均も再び上値指向となった。このほか、10日に米アップル社がiPhoneの新型2機種を発表するとの観測からアップル関連や、中国景況感改善を背景に中国関連株にも買いが入った。
 個別では、大末建、浅沼組、大豊建、鉄建、東急建など建設株が軒並みストップ高。空港施設も値幅制限いっぱいに買われた。大成建は売買代金断トツ。三住建設も大商いで値を飛ばしている。名村造船も急騰、酒井重も大幅高となった。半面、ケネディクスが軟調、日産自も冴えない。住石HD、アタカ大機、JBRなどが大きく下げた。渋谷工、KLabも売られた。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)