あす(11日)の為替相場見通し=シリア情勢の行方が相場左右

 あすの東京外国為替市場の円相場は、シリア情勢の行方に左右されそうだ。予想レンジは1ドル=99円50~100円80銭、1ユーロ=132円00~133円80銭。この日は、夕方に入り一気に円安・ドル高が進んだ。ロシアがシリアの化学兵器を国際的な管理下に置き、最終的に廃棄することを提案。この提案をオバマ米大統領は前向きに評価し、シリアが化学兵器の放棄に応じれば、軍事攻撃は行わない意向を表明した。シリアがこの提案にどう対応するかなど不透明要因はあるが、米国の軍事攻撃が回避される可能性が出たことから、市場にはリスクオン姿勢が強まっている。ただ、量的緩和(QE)縮小の行方に関してはなお先行きが見づらく、9月からQE縮小は始まるとの見方は少なくない。
 米金融政策の行方などを横にらみしながらも、1ドル100円台定着を探る展開となりそうだ。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)