力強く続伸する、強気のスタンス

10日のNY株式市場は力強く続伸する強気なスタンス
今晩のNY株式市場は、昨日に続き中国の経済指標結果を好感した強い地合いを想定している。

14時半に発表された中国鉱工業生産指数は、市場予想を上回る+10.4%と回復傾向を示し、底入れ機運がさら高まることで米国株への好影響を期待。

キャタピラーやジョイ・グローバルなどの建設機械関連を中心に買い先行の動きを示せば、リスク選好の地合いは強まるだろう。

また、本日はアップルがiPhone5の新製品発表会を予定、期待以上のスペックを示せば、ナスダック市場の関連銘柄に幅広い買いが広がりやすい。

昨日のナスダック100指数は2000年11月以来の高値を更新、本日はダウが8月以来の100日線を回復すれば、マーケットの基調は来週のFOMCを前に戻りを試す可能性も。
今晩は特に経済指標などのイベントはなし
NFIB中小企業指数の発表が20時30分に予定されているが、特にインパクトを与えるほどのものではない。

あえて材料視されるとすれば、アスムセンECB理事の講演が21時半に予定されており、ECBの金融政策について言及されるとすれば、何らかの影響は出てくるだろう。
注意したい要因は地政学リスクだが、来週のFOMCについては9月量的緩和縮小を織り込みつつある。
9日のNY株式市場が上昇した要因のひとつは、シリアへの軍事介入から対話の方向へ舵を切るのではという期待。

しかしながら、11日に上院がシリア攻撃決議案採択を予定と伝わっていることから、内容次第では再び地政学のリスクの高まりを背景に乱高下する可能性は高い。

ただし、ナスダックについては軍事製品需要の高まりからダウ以上の好パフォーマンスを想定、ダウ輸送株指数も中国や日本の景気回復期待を背景に、ダウ工業株指数とは対照的な底堅い展開となっている。

来週のFOMCの動向はマーケットにとって波乱要因とは考え難い、NY各市場の終値はリスク選好色強い力強い展開になると考えている。