東京株式(大引け)=1円高、利益確定で後場値を消す

0f14b8417

 11日の東京株式市場は買い優勢で始まり、後場寄りも一段高に買われたが、その後は利益確定売りに値を消す展開。大引けはかろうじてプラス圏を確保した。
 大引けの日経平均株価は前日比1円高の1万4425円とわずかながら3日続伸となった。東証1部の売買高概算は34億4316万株、売買代金は2兆2573億円。値上がり銘柄数は758、値下がり銘柄数は883、変わらずは112銘柄だった。売買代金は今週に入り2兆円台乗せが続いている。
 きょうの東京市場は前日の米国株市場ではNYダウが大幅続伸したほか、外国為替市場で円が売られ、これを受けて朝方は主力株中心に買いが先行。米国のシリアへの軍事介入に対する警戒感が緩和されたことで、リスク選好ムードが強まった。後場寄りには為替が一段と円安傾向に振れ日経平均も上げ幅を広げたが、足もとスピード警戒感も強く、今週末にメジャーSQを控えていることもあり、その後は利益確定売りが上値を押さえる展開となった。ただ、商い面では夏枯れ状態から脱し、3日連続で2兆円を超えたのは約1カ月ぶり。
 個別では、ソフトバンクが買われ、トヨタ、富士重も堅調、いすゞは大幅高となった。コマツが高く、SBI、アイフルなども買われた。このほか兼松、GSユアサ、浅沼組などが値を飛ばしている。半面、CVSベイが急落したほか、ラサ工、アタカ大機などの先駆材料株の一角が安い。冶金工が売られ、川崎汽、共栄タンカーなど海運株も下げている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)