あす(12日)の為替相場見通し=100円台定着を試す展開に

 あすの東京外国為替市場の円相場は、100円台定着を試す展開となりそうだ。予想レンジは1ドル=99円80~100円80銭、1ユーロ=132円50~133円80銭。この日はシリアに対する米国の軍事介入の懸念が後退したことを受け、一時、100円60銭まで円安が進んだ。オバマ米大統領による国民向け演説では、シリア問題に対して外交による解決を模索する姿勢が示された。ただ、シリア攻撃の準備は維持する方針であり、依然、不透明要因は残るものの当面、軍事攻撃の判断を先送りする構えであることが好感されている。また米量的緩和(QE)の縮小に対しては、9月開始説は根強く、米長期金利は2.9%台で高止まりしている。この米長期金利などが市場を左右しそうだ。
 あすは朝方に日本の7月機械受注の発表があるが、他に目立った材料はなく、やや模様眺め気分が強まるなか、100円台で一進一退が続く可能性もある。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)