あす(12日)の株式相場見通し=上値の重さ意識し反落、輸出関連銘柄の戻り注視

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 あす(12日)の東京株式市場は、東京五輪決定後の3日続伸に対する上値の重さが意識され、日経平均株価は反落することになりそうだ。10日に五輪関連銘柄物色のリード役として、建設株が歴史的な活況をみせたものの、異常ともいえる急騰劇となったことから、早くも利益確定売りに反落する銘柄も多い。
 市場関係者からは「五輪関連銘柄の循環物色は、エネルギーを徐々に縮小しながらもある程度続きそうだ。問題なのは、株価がこう着状態にある輸出関連の主力銘柄の戻りが本格化するかどうか」との見方も出ていた。
 11日の東京株式市場は五輪関連銘柄物色の余韻に加え、円安・ドル高進行を受けて、一段高に買われる場面もあったが、その後は利益確定売りに値を消す展開。日経平均株価終値は、前日比わずか1円高の1万4425円と3日続伸。東証1部の売買代金は2兆2573億円と3日連続で2兆円台を超えている。
 日程面では、7月の機械受注、8月のオフィスビル市況に注目。海外では、米8月の財政収支、米8月の輸入物価が焦点になる。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)