東京株式(寄り付き)=為替円高傾向で利益確定売り先行

 12日の東京株式市場は売り買い交錯もやや売り先行でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比27円安の1万4397円と小反落。前日の米国株市場でNYダウが135ドル高と3連騰しており、運用リスクの取りやすくなった外国人買いへの期待も含めリスク選好ムードは強い。オバマ米大統領は、当面はシリアへの軍事介入を行わずに解決策を探る努力を優先するとの考えを示し、地政学的リスクの後退が世界的な株高基調に反映されている。ただ、外国為替市場で円が買われ、足もとは1ドル=99円90銭近辺の推移と再び100円を割り込んでいることから主力株中心に利益確定売り圧力も強く、寄り付きはやや売りが先行した。日経平均は目先スピード警戒感もあり前日大引けにかけて急速伸び悩んだこともあり、上値を買う動きにやや慎重となっている。明日にSQ(株価指数先物・オプション9月物)算出を控えており、この着地点を巡っての思惑も買い手控え要因として意識される。業種別には鉱業、海運、保険、空運、情報通信などが高く、証券、医薬品、精密機器、不動産、倉庫などが軟調。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)