山王が反落、今期黒字浮上見込むも利益確定売りのきっかけに

 山王<3441.T>が反落。11日取引終了後に発表した前13年7月期決算で今期は黒字浮上を予想したが、業績回復を先取りするかたちで前日まで6日続伸しており、決算発表が利益確定売りのきっかけになったようだ。前期の連結売上高は前の期比10.5%減の69億9900万円、経常損失4億9200万円(前の期3億3800万円の利益)と2ケタ減収で赤字に陥った。スマートフォンやタブレット型端末などのIT機器向け電子部品の急激な生産調整により売り上げが減少、粗利のダウンと生産性の低下により計画よりも赤字幅が広がった。ただ、希望退職者募集による人件費圧縮や組織のスリム化、生産性向上に取り組んでおり、今14年7月期の売上高は前期比2.9%増の72億円、経常利益6000万円と営業から最終段階まで黒字浮上を見込む。

山王の株価は9時32分現在282円(▼17円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)