<私の相場観>=SBI証券・投資調査部長 鈴木 英之氏

 今後1カ月程度の株式市場は、東京五輪決定が追い風となり堅調に推移しそうだ。

 日経平均の想定は1万4500~1万5250円程度。下値余地は限定的だろう。

 東京五輪の開催は、アベノミクスの第4の矢となり、日本経済の閉そく感の打破につながりそうだ。今後、消費税増税があればGDPの低下が懸念されるが、補正予算などで市場への影響は限られるだろう。

 また、欧州や中国景気にも改善傾向がみえてきたこともリスクオンの要因となっている。企業業績も堅調に推移している。一方、今後一段とファイナンスが増える可能性があることはリスク要因となりそうだ。

 五輪関連銘柄の人気は当面1~2カ月程度は続く可能性がある。このなか注目できるのは、大成建設<1801.T>など建設株、三井不動産<8801.T>など不動産株、京浜急行電鉄<9006.T>など電鉄株。また、セガサミーホールディングス<6460.T>などのカジノ関連株にも投資妙味がありそうだ。シマノ<7309.T>など欧州・中国経済の回復が追い風となる銘柄にも期待したい。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)