サプライヤーとアプリ関連にチャンス

国内のiPhone新規ユーザーは拡大、恩恵受けるのはサプライヤーとアプリ関連
NTTドコモ<9437>がiPhoneを導入することで、ソフトバンク<9984>、KDDI<9433>との顧客獲得競争は激化するとの見方が一般的だが、すでに全国民の大半は携帯電話を所持しており、大きなうねりになるとは考え辛い。

しかしながら、iPhoneの廉価版導入により、エリアカバー率の高いNTTドコモは幅広い年齢層を取り込めることは確実で、顧客流出に歯止めをかけることになりそうだ。

中間層については、iPhoneを持たないドコモユーザーが2台目として廉価版を検討する可能性は高く、テザリングも浸透している状況から、想定以上の販売台数になると考えている。

また、iPhoneユーザーとして先行していたソフトバンク<9984>とKDDI<9433>にとっては、iPhone5の脆弱性を懸念した買い控えした4Sユーザーも多く、これを機に買い替え需要が進む期待度は高い。

結論としては、国内の通信キャリア3社の業績貢献度に大きな変化はなく、成長力重視の観点からソフトバンク>KDDI>NTTドコモの順。

むしろ新規ユーザー拡大の期待から、アップルに部品を供給するサプライヤーや関連銘柄にとって業績拡大のチャンスにつながると期待している。
iPhone5S/5C導入で恩恵を受けそうな銘柄(部品サプライヤー)
大真空<6962>、フォスター電機<6794>、航空電子<6807>
イビデン<4062>シマノ<7309>、太陽誘電<6976>など。
iPhone5S/5C導入で恩恵を受けそうな銘柄(アプリ利用拡大の期待)
インフォテリア<3853>、アドバンストメディア<3773>、デジタルアドベンチャー<4772>
フリービット<3843>、ユナイテッド<2497>、ファステップス<2338>、インテアHD<3734>など。
iPhone5S/5C導入で恩恵を受けそうな銘柄(ユーザーの複数台導入期待)
光通信<9435>、ベルパーク<9441>など。