東京株式(大引け)=37円安、円高など嫌気し利食い優勢

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 12日の東京株式市場は取引時間中に為替が円高に振れたこともあり、主力輸出株中心に利益確定の売りが優勢となった。ただ、引けにかけては押し目買いも観測され下げ渋っている。大引けの日経平均株価は前日比37円安の1万4387円と反落となった。東証1部の売買高概算は25億9539万株、売買代金は1兆7449億円。値上がり銘柄数は713、値下がり銘柄数は894、変わらずは147銘柄だった。売買代金は2兆円台を4日ぶりに下回っている。
 きょうの東京市場は安く始まった後、一瞬プラス圏に切り返す場面はあったものの終始売りに押された。前日の米国株市場ではシリア情勢の懸念一服を背景にNYダウが3連騰しており、外国人買いなどに期待がかかったが、取引時間中に為替の円高が進行、1ドル=99円台前半まで円が買われたことを嫌気して自動車株などが売られた。明日のSQを前に主力株を買い手控える動きもみられた。五輪関連は総じて利益確定が先行したが、後場後半になって建設株の一角に買いが加速するなど、引き続き物色意欲の強いところもみせている。
 個別では、鉄建が大商いで急騰、大成建も堅調、大豊建はストップ高となった。このほかデイシイも値幅制限いっぱいに買われた。ファーストリテが高く、冶金工、佐世保なども値を飛ばしている。ユナイテッド海、フルキャストHD、戸田工も急伸。半面、三菱自が急落、アルプス、日写印、フォスターなどアップル関連が安い。JIN、シャープも下げた。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)