99円台でもみ合う公算、100円は重そう=外為どっとコム総研 神田卓也

米長期金利の低下でドル下落
本日のドル/円は、日本株が弱含みで推移し、時間外取引の米10年債利回りが低下する中、99.20円前後まで下落した。
早朝には、安倍首相が来年4月に予定通り消費税率を引き上げる方針を固めたとする報道を受けて100.00円目前まで上昇する場面も見られたが、反応は一時的かつ限定的であった。
100円は戻り売りのターゲットに
来週の米FOMCで量的緩和第3弾(QE3)の減額が始まるとしても、比較的小規模なものとなるとの見方が、米長期金利の低下とドルの下落を促していると見られ、ドル/円の上値は重そうだ。特に、100円台に値を戻せば戻り売り圧力が強まるだろう。
下値の堅さは健在、99円台での推移に
一方で、米長期金利やドルの足元の動きはポジション調整に過ぎないとの見方が強く、ドル/円が大きく下値を切り下げる事も考えにくい。シリア関連などで突発的なニュースがなければ、本日のドル/円は99円台でもみ合う公算が大きい。