東京株式(寄り付き)=欧米株高引き継いで続伸スタート

 17日の東京株式市場は買い先行、寄り付きの日経平均株価は前週末比52円高の1万4456円と続伸。前日の欧米株市場が軒並み上昇しており、米国株市場ではNYダウが118ドル高で約1カ月ぶりの高値水準を回復していることから、これを引き継いで東京市場でも広範囲に買い優勢となっている。懸念されたシリア情勢は、シリアが保有する化学兵器を国際管理して廃棄させる目標で合意に至り、当面は米国の軍事介入の可能性が低くなったことで、地政学リスクの後退を背景として株式市場全般に買いが入りやすくなっている。米国では次期FRB議長人事において、サマーズ元財務長官が指名を辞退したことから、ハト派のイエレンFRB副議長が有力視され、金融緩和の長期化思惑が浮上、米国株上昇を助長する材料となった。一方で為替市場では円高・ドル安要因となり、主力輸出株には逆風として働く場面もありそうだ。きょう17日から開かれるFOMCの動向を横にらみに為替市場、株式市場ともに神経質な動きも予想される。業種別には高いものが多く、値上がり上位業種は鉱業、非鉄、鉄鋼、ゴム製品、機械など。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)