<動意株・17日>(大引け)=ホウスイ、日コンク、イリソ電子など

 ホウスイ<1352.T>=急騰で3日続伸。築地に本社・冷蔵倉庫を構えるほか、東京湾岸エリアに3冷蔵倉庫などを保有しており、東京五輪開催に伴う含み資産向上の思惑が働いているようだ。また、築地市場(東京都中央区)の豊洲新市場(同江東区)への移転に伴う跡地活用などを期待する向きもあるもよう。

 日本コンクリート工業<5269.T>=急伸。東京五輪関連として建設セクターを中心に社会インフラ関連が軒並み人気となるなか、同社株はきょうで11日続伸と、そのなかでも異彩の上昇。同社株は電信柱などコンクリートポールや、土木用コンクリートパイルなどで業界トップに位置している。4G携帯やスマートフォン基地局向け通信用ポールが拡大顕著で業績を牽引してる。

 イリソ電子工業<6908.T>=急伸し、約2週間ぶりに年初来高値更新。同社は車載向けを主力とするコネクターメーカーだが、米国向けにコネクターのカスタム品が伸びており業績を伸ばしている。8月の米新車販売台数は前年同期比で17%増の伸びを示すなど好調、景気回復色の強まる米国向けに今後も売り上げ拡大が見込めることで、13週移動平均線を下支えとした上値追いが続きそうだ。

 三東工業社<1788.T>=急伸。16日に上陸した台風18号で、気象庁が初の「特別警報」を滋賀県と京都府、福井県に発令。大規模な水害が発生したことから、売上高の8割強を滋賀県内で占める同社には、災害復旧に絡む土木工事が増加するとの思惑が買いを誘っているようだ。地盤改良工事や法面保護と緑化を同時に行う法面緑化工法など同社技術が災害対策で注目されそうだ。

 世紀東急工業<1898.T>=一時ストップ高。東京五輪開催に絡んだ道路舗装需要の高まりへの期待が膨らんでおり、株価は100円台前半にあることから個人投資家の低位株物色の流れに乗っている。ヒートアイランド現象の緩和・抑制に貢献する「アーバンクール(遮熱型)」舗装の実績を持ち、東京五輪は真夏の開催となるため、路面温度の上昇を抑制する舗装技術も評価されている。

 アンジェス MG<4563.T>=急反騰。17日の午前10時ごろに、米子会社のアンジェスインクが虚血性疾患治療剤「コラテジェン」の小規模臨床試験のプロトコールを米国ダートマス大学の治験審査委員会にレビュー申請をしたと発表しており、これを好感した買いが入っている。小規模臨床試験は「コラテジェン」の欧米における重症虚血肢に対するグローバル第3相臨床試験を進めるにあたり、プロトコールの実現可能性などの確認を目的とするもので、開発の進捗につながると好感する見方が強いようだ。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)