東京株式(大引け)=93円安、朝高後は利食いに押される

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 17日の東京株式市場は朝方買い優勢でスタートしたものの、その後は買いが続かずマイナス圏に沈み、後場はアジア株安や為替の円高傾向を背景に利食い圧力が強まり、下げ幅を広げる展開となった。大引けの日経平均株価は前週末比93円安の1万4311円と反落となった。東証1部の売買高概算は36億3727万株、売買代金は1兆8887億円。値上がり銘柄数は890、値下がり銘柄数は739、変わらずは124銘柄だった。
 3連休明けとなったきょうの東京市場は、前日の欧米株市場が軒並み上昇したことを受けて主力株をはじめ、広範囲に買いが先行。シリアが保有する化学兵器を国際管理して廃棄させる目標で合意に至ったことで、リスクオンの流れが形成されている。ただ、米国では次期FRB議長人事において、サマーズ元財務長官が指名を辞退、ハト派のイエレンFRB副議長が有力視されることで、金融緩和の長期化思惑から円高傾向に振れ、これが重荷となった。軟調なアジア株も横目に後場は売りに押される展開を余儀なくされた。FOMCを目前に控え、結果を見極めたいとのニーズも買い手控えにつながった。
 個別では、売買代金で断トツの三住建設は伸び悩んだものの3日続伸、鉄建、東急建、浅沼組なども急騰した。このほかデイシイがストップ高に買われるなど建設関連株の人気が際立っている。ガリバー、有沢製、冶金工なども大きく買われた。半面、ソフトバンクが軟調、KDDIも売りに押された。ヒトコムが急反落、JBR、フルキャストHD、ボルテージなども大幅安。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)