今週は、FOMCの結果を受けての動きに注目

FRB議長に内定していたサマーズ元財務長官の辞任で緩和策長期化期待
 先週の予測では、東京オリンピック開催決定で戻りを期待できるが、SQを週末に控えて、又翌週のFOMCの金融政策を巡る様子見ムードもあり、上値を14300円水準としました。
 しかし、9日(月)にはオリンピックの決定に加え、4~6月期GDP改定値が上方修正となったことで△344の14205円の大幅高となり、10日(火)は、シリア情勢の一服からNYダウが15000ドルを回復したこともあり△218の14423円となって三角保ち合いを少し上に抜けました。しかし、週後半には買いが一巡して上げ幅を縮小し、週末13日(金)は一時▼154の14233円まで下げましたが、△17の14404円と9月SQ値14323円を上回って引けました。三角保ち合いの上放れが明白になるには、8月2日の14466円を終値で上に抜ける必要があるとしていましたが、ザラ場では9月11日に14561円まで上昇したものの終値では抜くことができませんでした。
 今週の相場の動きは17~18日のFOMCにかかります。量的緩和の縮小に踏み切るかどうかですが、アメリカ株式はある程度織り込んでいても新興国は資金流失の可能性があり、もし踏み切った場合に米長期金利の急上昇を誘発すれば混乱要因となります。ただし、下げても、シリアへの武力行使が回避されたことは相場の下支えとなります。下値は14200円水準、上値は9月11日の14561円を終値で抜けると14800円水準を試すことになります。
 連休明け17日(火)は、サマーズ元財務長官のFRB議長の辞任を受けてNYダウは上昇するものの、為替が円高へ進んだことで主力株は見送られ小型株が上昇となり、▼93の14311円となりました。FOMCの結果待ちとなっています。