今週のドル円は米FOMCでテーパリングがあるかどうかが焦点となる?

先週は米国のシリア攻撃に対する思惑が後退し円安へ
先週の米ドル円は2020年夏季オリンピックの開催が東京に決定したことから、先々週末の終値99.60より高い99.83で寄付き米国のシリア攻撃に対 する思惑が後退したことなどにより、一時100.615まで上昇しましたが、今週のFOMCを控えたポジション調整や次期FRB議長の指名に対する報道等 により99.02まで下落し、その後は値を戻し99.915で引けました。

16日未明、サマーズ元財務長官から「FRB次期議長候補から除外してほしい」との要望が受理されたことから、今週、月曜日は先週末の終値99.915に比べ1.145安い98.77で寄り付きましたが、米国債利回りの上昇を受けて99円台を回復いたしました。

今週は19日のFOMCが焦点になる??
今週はFOMCを控え、前半は方向感のない動きになると考えています。

18日、19日にかけて開催される米FOMCでは、資産買い入れ規模の縮小が決定するかどうかと、縮小する場合にはどの資産がどれぐらいの規模縮小されるかが焦点になります。

資産買い入れ規模の縮小が決定される可能性は6割前後と見ており、この場合、市場が素直に反応すれば米国債利回り上昇により米ドル円は上昇すると考えられます。

資産買い入れ規模の縮小が今回のFOMCで見送られた場合は、バーナンキ議長の定例会見の内容にもよりますが、同利回りの下落によりドル円は下落するものと考えられます。

図は米ドル/円の週足チャートになりますが、テクニカル的には52週移動平均線、26週移動平均線ともに上昇となっていることからメイントレンドは上昇で、5月から8月にかけて形成された中段保ち合いとなるトライアングルを上に抜けてきている為、中期的には上昇を見込んでいます。

レジスタンスとサポートはFOMCに向けて、目先は一目転換線と基準線が意識され、更にその上は先週9/11日の高値100.62、下は一目の雲の上限となる98.30前後。

なお、今週末9月22日にはドイツの総選挙があります。
ドイツの総選挙では、メルケル首相率いる中道左派連合に対し、反ユーロ新党の支持率が上昇していることなどがあり、週末にかけてユーロを売る(ドルを買う)動きもありそうです。

先週から今週にかけて上昇してきたユーロドルですが、こちらは週末にかけて上値の重い展開を考えております。