ダウは50ドル前後の反落を想定

17日のNY株式市場は、50ドル前後のダウ反落を想定
今晩のNY株式市場は、明日にFOMCの結果を控え、ポジション調整色の強い展開を想定している。
昨日はサマーズ氏の次期FRB議長候補辞退が伝わり、量的緩和継続の期待が高まっていたが、ナスダックは反落に転じるなどこれまで堅調に推移していたネット・ハイテク関連の調整局面が続いている。
オプション取引の通信障害や、Facebookの下落が足かせ要因として挙げられているが、ここ最近の経済指標はことごとく市場予想を下回っており、景況感は芳しくない。

また、次期FRB議長にイエレン氏が有力という報道もホワイトハウスにとっての本命ではなく、迷走することも考えられることから、調整色濃い展開は致し方ないところ。
FOMC通過後以降は経済指標の結果が重要視されやすい傾向にあることも考えれば、今晩の経済指標の結果次第では上値の重さが一段と意識されることも考えられよう。
18時にはドイツをはじめとしたユーロ圏でZEW景況感指数が発表を予定、ドイツの製造業指数が軒並み悪化傾向にあることも意識されると、緩和継続期待に支えられた50ドル前後の下落と見るのが適当といえよう。
今晩はユーロ圏でZEW景況感指数などが発表予定、米国ではNAHB住宅市場指数、消費者物価指数などの経済指標が発表予定
ユーロ圏では、景気指数の中でも最も重要視されているZEW景況感指数が発表を予定している。
特にドイツ、ユーロ圏の指数は、ユーロ通貨の手掛かり材料として意識されやすく、結果次第ではNY株式指数先物にも影響を与えるだろう。

また、米国では住宅指数の中でも中古販売と同様に材料視されやすいNAHB指数が発表予定。
FOMC前で反応が鈍くても、FOMC後に反映される可能性、または住宅関連銘柄に影響あることを強調しておきたい。
CPIについては、FOMCにとっての判断材料になるかもしれないので、結果だけでもチェックしておくべきと考えている。
今週はFOMCの通過後と前で経済指標の取り扱い方が変わってくる
本日の東京市場はドル安とFOMC前が影響し、指数は反落して終了している。
そんな様子見機運の強い流れは、誰にとっても想像に難くないことだが、ここで注意すべき点はFOMCの公表前と後では経済指標の取り扱いが変わってくることだ。
これまでは経済指標の結果が量的緩和継続となるかどうかの判断材料だったが、FOMC以降は米国が置かれている現状が判断材料となりやすい。
したがって、今晩の経済指標が市場予想よりも上回ったか下回ったかで、FOMC以降の経済指標に対する取り扱いも厳しいものになりやすいので、その点は注意しておくべきだろう。
経済指標の好悪が株価指数につながる日もそう遠くない出来事になるということだ。