<株式トッピクス>=安倍首相の「明らかに今の日本は〝買い〟」発言が話題に

 安倍晋三首相が17日、外資系証券会社の開催した投資家向けの会合に「私の3本の矢の経済政策によって景色は一変しました。明らかに今の日本は〝買い〟です」というメッセージを寄せたことが、市場関係者のあいだで話題となった。
 現職の首相が、株価について踏み込んだと受け止められる表現でコメントすることは、かなり珍しいためだ。また、これが証券会社主催の投資家向けの会合だったということもあったようだ。
 多くの市場参加者は、この安倍コメントをポジティブに評価しているようだ。これまでのところ、アベノミクス3本の矢で、昨年11月以降日経平均株価は大きく上昇している上に、2020年夏季五輪の東京開催決定に成功し、〝五輪関連銘柄〟が物色人気に沸いている。
 もちろん、10月初には消費増税の実施を打ち出さなければならず、TPP(環太平洋経済連携協定)への参加、福島第1原発での高濃度放射性物質を含む汚染水流出問題、悪化している中国・韓国との関係改善など課題が多いことは確かだ。
 ただ、首相自らが自信を持って〝今の日本は買い〟と発言できないような過去の首相達に比べれば、その姿勢は認めてもよさそうだ。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)