イトーキが上値慕う、材料性と割安さに着目する動き

 イトーキ<7972.T>が動意含みとなっている。消費増税に伴う駆け込み需要が思うように発現せず、中間期業績(1~6月期)が低調だったことから8月以降は調整局面にあった。しかし、目先売り一巡から13週移動平均線を上回ってきており、トレンド転換の兆しをみせている。同社はオフィス家具の大手だが、首都圏の不動産市況の改善が景気浮揚効果をもたらし、2020年の東京五輪決定による追い風も背に事業機会拡大への期待が高まっている。さらに来年4月の消費増税が濃厚とみられることから、後ずれしていた駆け込み需要を喚起する可能性が高い。持ち前の仕手材料性に加えて指標面の割安さも際立つ。PERは9倍弱、PBRは0.6倍台に放置されていることが上値余地を映し出している。

イトーキの株価は10時53分現在513円(△11円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)