けっきょく後場は、上げ幅縮小

為替は基本的には横這い。日経平均は、行って来い
前場の強さには、正直驚かされました。後場寄付きは、前引け終わり値近辺からしっかりでスタート。
ただその後は、さすがに利益確定が入り、押しをつくりました。
午前中の強さがあまりにも考えにくいわけで、このくらいの押しは当然の流れだったでしょう。
その押しは、そのままずるずると下げ続ける格好となり、2時過ぎには14444円と寄り付きから40円高ほどの水準にまで押し戻されました。
この後は、逐次失地回復の動き。けっきょく200円近く上昇で終わることができました。
因縁の14500円台確保で大引けです。

業種では、午前中バイオ銘柄(新興市場が多い)が強かったわけですが、後場これが一服感を出してきますと、入れ替わりで強張ったのがアイフル<8515>や、アコム<8572>
あるいはオリコ<8585>といったノンバンク銘柄群でした。
特段、材料があったわけではありません。
FOMC後の相場の安定、安心感などを先取りする格好で、午前中走ったものの、これを絶好の利益確定の機会ととらえた筋が一方にはいた、ということでしょう。
増田足
増田足では、日経平均現物の6色分布(9月17日⇒9月18日)は上昇銘柄群が、84.9⇒86.2%。
下落銘柄群が15.1⇒13.8%。
6色帯は、けっきょく3日連続で「緑(上昇)」です。
日経平均現物・先物は、いずれも「先読み」がピンク(上昇)、「未来の窓」も連続のピンクとなっており、強勢は維持しています。

MACDは、ヒストグラムがプラス幅を縮小し続けていますので、上昇の勢いが後退していることは事実です。
FOMCの結果に対する反応で、本日前場で見せたような上昇力を見せてくれると、ヒストグラムの悪化は「ダマシ」となります。
ただ、本日後場のように失速したことでもあり、ここは慎重に対応したいところです。
ドル円の3日足は、「先読み」がブルー(下降)ですが、コマ足ですから、あまり大きな下落を想定しているものではありません。
「未来の窓」は連続のピンクとなっており、ピンクの25日足がサポートとなっていますから、やはり100円割れ水準での揉み合いにしばらくはなりそうです。
一日を振り返って
前場の予想外の強勢、後場の失速と、かなり乱高下といってもいい相場展開でしたが、大引けで193円高し、14500円台を確保したことは高く評価されるところでしょう。
8月11日の高値を完全に突破していますので、7月19日の14953円がターゲットとなってきます。
9月10日の「朝の作戦」で述べましたように、4月4日の黒田日銀による異次元緩和インパクト、5月9日以降の1ドル100円の壁を突破したインパクトを、今回の東京オリンピック決定インパクトに置き換えて、9月10日以降の相場に上乗せしてみますと、値幅で平均1478円、上昇率で11%を当てはめますと、9月6日終わり値13860円から、1478円上昇で15338円。
上昇率11%で、15384円としました。
どうやら15300円当たりは、手堅い目標値として考えられると解説いたしました。

現在、14505円ですから、上値わずかに5.4%ということになるわけで、そう遠いターゲットではありません。
7月19日の14953円は、ほぼ15000円前後ということですが、15300円台までを考えますと、ただの通過点ということになると考えています。

15000円で止まる相場であれば、14500円でずっと先週から揉まされるということは無かったでしょう。
5月23日15942円までの全値戻りまでは、「昼の作戦」でも触れたように、おそらく後20日間くらいのうちに達成されると考えるのが、日柄から見た想定です。
そうした楽観的なシナリオが生きるかどうか、FOMCに対する反応で見定めることができるはずです。