新たな三角保合い形成へ

雲のねじれに注目
 ドル円は米連邦公開市場委員会(FOMC)でのサプライズ(QE縮小なし)を受けて急反落となった。ドルとの逆相関となっていたNY金は急反発となった。ドル円は90日移動平均線や26週移動平均線などを割り込んだものの、一目均衡表の雲と重なる97.80円水準で下支えられ、足もとは98円台を回復している。この雲を維持できるか否かが足もとの注目だが、雲の厚みは薄い時間帯がしばらく続き、支持帯としても抵抗帯としても信頼性が落ち込む時間帯に入る。9月末~10月上旬にかけて雲のねじれの後に、雲が切り上がる状態となってくるが、雲の切り下がりと共に下げてきたドル円が、雲のねじれでトレンド転換するのか否かが来月初旬にかけてのテクニカル的なポイントだ。

 また、テクニカル面からは9月上旬に三角保合いを上放れて100円台に達したものの、教科書通りの上げ加速とはならず、ダマシに終わった格好だ。中秋節で中国勢が休みなことや、FOMCと言うビッグイベントを終え、米債務上限問題やシリア問題、独選挙後の欧州問題などの不透明要因を控えて、雲のねじれの時間帯と一致する来月の雇用統計辺りまでは、新たな三角保合いを形成するような展開が続くのではないか?