【チョイ安?】嵐のあと・・・。  OANDA Japan 佐藤 甲

【予想レンジ】97.80 - 99.00 【予想時刻】2013年9月19日 18:00
昨日のFOMCは市場にとってサプライズのQE縮小見送り、フォワードガイダンスも変更なしという結果となり、また、バーナンキ議長の記者会見でも縮小の開始に関してはっきりとした予定はなく、今後の経済指標次第ということでぱっとしない内容となりました。ドル円は97円台まで押し込まれる展開となりましたがアジア時間にはジリジリと盛り返し、FOMC前の水準に近い98.80前後まで盛り返しています。この水準を守れるかどうかが今後の分かれ目となってくると思われます。嵐の後ということで様子見モードと考えられますが、筆者は本日の経済指標からの下落リスクを警戒しています。
波乱含み!? 今夜の経済指標。
本日は米国時間に複数の米経済指標が発表されますが、ちょっと怪しい雰囲気のするものがいくつかあります。まずは新規失業保険申請件数ですが、市場予想の中心値は29.0万件と強気なものになっていますが、先週、システム上の都合で処理が間に合わず、少ない数字のまま発表されたため、その反動が今週どのように出てくるかが注目されます。続いて、フィラデルフィア連銀景況指数ですが、先行するNY連銀の製造業指数は前回よりも低下となりました。ただしこの指標は市場予想とのブレが大きいためどちらに転ぶかは不明です。最後に中古住宅販売件数ですが、これも先行する中古住宅販売保留件数は最近低迷中となっていることから弱含む可能性があります。これらの経済指標が弱含むような結果となると、ドル円の上値の重さは継続すると考えられます。

今夜発表の米経済指標

21:30 米4−6月期経常収支 
21:30 米新規失業保険申請件数 
23:00 米9月フィラデルフィア連銀製造業指数 
23:00 米8月中古住宅販売件数 
23:00 米8月景気先行指数 

【参考データ】OANDAグループの顧客の取引状況
OANDAの顧客のポジション比率は引き続き65%が買いポジションに偏っている状況となっています。オーダー状況は昨日大きく下落後上昇したことにより97.80くらいまでの指値を一通り消化したため下はすっきりした状態となっています。上は引き続き売りオーダーが厚めに並んでいる状況となっていることから上値が重くなる可能性があります。