世界的な株高に支えられ、続伸を想定

19日のNY株式市場は、世界的な株高にも支えられ、続伸を想定
今晩のNY株式市場は、予定されている経済指標の結果に一喜一憂しながらも、引き続き量的緩和維持(QE3)に支えられたプラス圏での推移を想定している。
時間外で上昇している商品市況の動向も株式市場の支えとなり、60pt以上上昇している金先物の動向がリスク選好色を強めることになりそうだ。

今晩米国で予定されている経済指標は重要なデータが多く、結果次第では乱高下することも考えられるが、ダウとS&P500は高値を更新中で上値追いの勢いが勝っている。
現FRB議長の任期のこともあって、年内の量的緩和縮小の舵は切り辛く、想定外のことがおきた以上は株や債券、商品市況に修正する需要が当面継続すると考えている。

週末にはドイツで連邦議会選挙、今晩はラガルドIMF専務理事が講演を予定しているが、ユーロが新たな火種とならない限りは金融引き締めの入口まで入っていた反動が強まると想定してる。
今晩は、米国で雇用、民間企業、景況感、住宅販売の動向を知る上で、非常に重要なデータが相次いで発表予定
今晩の経済指標については、21時半に米国で発表される経済指標の結果が株価指数先物の動向に影響を与えるだろう。
特に中古住宅販売件数は、住宅指標の中でも重要な指標のひとつで、これまでの金融緩和の是非を問う位置付けから大きく変わるかもしれない。
市場予想を下回っていれば、個人消費動向に懸念を示すことも考えられ、最も敏感に反応示すこともあるだろう。

また新規失業保険申請件数や、景気先行指数、フィラデルフィア製造業指数も発表されるので、それぞれの予想数値には敏感に反応することになりそうだ。
楽観的に考えれば、経済指標が相次いで発表される日は案外荒れないということがひとつの傾向、ただし日本株にとってはフィラデルフィア指数の結果とナスダックの相関性が非常に重要だと考えている。
ラガルド氏が講演予定、欧州圏ではフランスやスペインで債券入札、米国でも10年物連動債が入札予定
16時半にスタートした日経平均先物は買い先行スタート、高値は一時14800円に到達しており、週内の7月高値超えに期待が高まるだろう。
昨日までの量的緩和縮小を織り込む流れとは一変したので、ここは好材料出尽くしというよりも、金融政策変更を織り込んでいた分の余波がなお継続するかもしれない。

新興国市場は、米国が緩和継続に踏み切ったことでインドは株価指数が年初来高値を更新し、ルピー通貨は1ヶ月ぶりの高値水準にまで戻し始めている。
インドネシアや東南アジア、他の新興国でも同様にテーパリングの巻き戻し需要が継続、ここは安易な利益確定売りよりも上値をなお試す状況に突入したのではなかろうか?
ドイツ選挙を控えているが、ドイツDAXは過去最高値を更新中、買い辛そうだがリスクオンを基本ベースとしたい局面だ。