<動意株・20日>(前引け)=Jパイル、エプソン、日コンベヤ

 ジャパンパイル<5288.T>=急伸、1100円台目前まで買われ年初来高値を更新した。「国土強靭化」の政策テーマを背景にコンクリート構造物全般への補修需要が追い風となっているほか、建設現場の省力化・省人化ニーズを背景にコンクリート二次製品需要が増勢で、業績拡大期待につながっている。同社では採算性の高い中小型案件向けにコンクリートパイルの引き合いが旺盛となっている。今3月期営業利益31億円は増額修正濃厚との見方が強い。

 セイコーエプソン<6724.T>=大幅高で年初来高値を更新。欧州景気の回復機運が強まっており、同市場に強いエプソンに再評価機運が強まっている。19日の外国為替市場では一時、1ユーロ=134円94銭と2009年11月以来、約3年10カ月ぶりの円安・ユーロ高を記録。エプソンの想定為替レートは、1ユーロ=120円に置かれており、業績面の追い風になるとみられている。タッチパネル液晶や水晶デバイスなどを手掛け、アップルのiPhoneなどに関係するスマートフォン関連株としての側面も注目されている。

 日本コンベヤ<6375.T>=一時ストップ高。前日大口の買いを契機に人気化したが、値動きの軽さに着目した短期資金の流入が続いている。JR東海<9022.T>は18日、東京・品川~名古屋間で2027年の開業を目指すリニア中央新幹線の環境影響評価(アセスメント)準備書を公表し、その中で詳細な走行ルートと中間駅の所在地などを明らかにした。これを受けて前日の東京株式市場はリニア新幹線建設に関連する銘柄が一斉人気となったが、同社株もその一角。土砂運搬用の大型コンベヤに特需が見込まれるとの思惑が人気化の発端となった。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)