<動意株・24日>(大引け)=宮地エンジ、北川鉄、池上通

 宮地エンジニアリンググループ<3431.T>=後場急反発。橋梁、建築に強みを持つことから、東京五輪開催に向けての首都圏インフラ整備においては不可欠な存在と位置付けられる。12年1月につけた233円を射程圏に捉える水準にあることや、きょう24日は「特定資金が介入した思惑も取り沙汰されている」(市場関係者)という。

 北川鉄工所<6317.T>=短期筋の攻勢を背景に一気に上放れる動き。同社は廃棄物処理・リサイクルなどの設備提案に強みをもっているが、その実績を背景に、東京電力の福島第1原発により放出された放射性物質を土壌から除染する事業に進出している。また、需要増勢の炭素繊維強化樹脂では専用加工機を開発し、航空機向けに売り込む方針で、これも材料視されている。

 池上通信機<6771.T>=5日続伸。同社は放送機器メーカーだが、主力の放送用カメラは東京五輪開催決定に伴いスポーツ中継などを放送メディアへの注目度も高まることが想定され、同社にとっては事業機会の拡大につながる。東芝が保有する同社株20%を同社が自社株買いで引き受ける形となったが、これにより株式需給面での売り圧力が後退、低位に放置される株価に浮揚力が高まった。

 エムアップ<3661.T>=ストップ高。前週末20日の取引終了後、東京証券取引所の承認を受けて、9月27日より東証マザーズ市場から東証1部市場に市場変更されることになったと発表したことが好感されている。アーティストの有料ファンサイト運営など音楽関連コンテンツの配信が主な事業。14年3月期は連結営業利益6億5000万円(前期比8.2%増)を予想している。

 扶桑化学工業<4368.T>=一時ストップ高と急伸。24日の日本経済新聞が清水建設<1803.T>がリンゴ酸を使って放射性物質を効率良く取り除く技術を開発したと報じたことを受け、国内唯一のリンゴ酸メーカーで世界でも高いシェアを持つ同社に買い気が盛り上がった。清水建設は新たな除染技術として国に採用を働きかけると伝えており、実用化に伴うリンゴ残の需要増加への思惑が広がった。

 アスカネット<2438.T>=ストップ高。10月1日から5日まで「幕張メッセ」開催される「CEATEC JAPAN 2013」で、空中ディスプレイとセンサーを融合した、様々なシミュレーションを展示することから引き続き人気を集めている。自動車のメーターが空中に浮かびあがったり、空中操作で注文できる寿司屋など、様々なシーンでの利用が想定されており、実用化されれば潜在的な需要は大きそうだ。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)