各種イベントを眺めて=外為どっとコム総研 ジェルベズ久美子

各種イベントを眺めて
東京市場のドル/円相場は98円台後半でもみ合っていたが、欧州市場に入り、欧州株の堅調さを受けてクロス円主導で円売りが強まると、ドル/円は99円台を回復した。
ただ、20日移動平均線(執筆時点:99.16円)前後では上値の重さも目立っている。ここを突破できれば99円台後半トライも見えてくるが、超えられなければ再び98円台に値を沈める可能性もあるだろう。

今夜はこれから、米国の要人発言が複数ある上、米7月S&P/ケース・シラー住宅価格指数(22時)や米9月リッチモンド連銀製造業指数、米消費者信頼感指数(23時)など、主要な指標発表も複数あり、手掛かり材料は多いと言える。これらの材料の内容から10月の量的緩和(QE)縮小スタートの可能性を窺うような流れになっていくだろう。
10月スタートを後押しするような発言や指標結果があればドル買い要因に、弱い経済指標や経済の先行きについて慎重さが滲む要人発言はドル売り要因視されると見られ、神経質な展開が予想される。