後場切り返し。本日高値圏で終わる

バブル性が跳梁跋扈(ばっこちょうりょう)
全体が方向感を失っているため、物色が材料的な銘柄へと集中の度合いを強めています。
日本冶金工業のような例はもちろんのこと、本日はセメントの二次メーカーにまで及んでいます。
これまではたとえば、太平洋セメント<5233>の傘下のグループで、デイシイ<5234>が高騰していましたが、本日はいずれも軟調。

ところが、やはりデイシイのように、太平洋セメントの資本が入っている中核建材会社のエーアンドエーマテリアル<5391>が、東証一部上昇率ランキングトップを走り、ストップ高買い気配。
このほか、品川利リフラクトリーズ<5351>(旧品川白煉瓦)、日工<6306>(アスファルト、コンクリート・プラント関連)、東京窯業<5363>さらには、日本高周波<5476>、東京鐵鋼<5445>、東京製綱<5981>など、特殊素材銘柄など、5400~6000番台のオンパレードとなりました。

かなり、バブル性の強い展開が相場の中に炸裂していますが、これはしょせん前哨戦に過ぎないということで、焦らず対応でよろしいかと思います。
14日セミナーで使用しました、湾岸エリアの土地持ち企業の資料で、ややはずれた地域に兼松日産農林<7961>がありましたが、本日ようやくこの銘柄が異様な高騰を見せました。
こうした動きに、かなり短期的にはバブル性もきわまりつつあることが示されているような気がします。
なんでも良いから物色しているという傾向が、かなり行き過ぎを見せ始めているかもしれません。
増田足
増田足では、日経平均現物の6色分布(9月20日⇒9月24日)は上昇銘柄群が、93.8⇒95.6%。下落銘柄群が6.2⇒4.4%。
6色帯は、6日連続で「緑(上昇)」です。
日経平均現物の「先読み」は、ブルー。「未来の窓」も連続のブルーです。
一方先物は、逆に「先読み」がピンク。「未来の窓」も連続のピンクです。
ドル円の3日足は軟調です。「先読み」がブルー。なおかつ、「未来の窓」も連続的にブルーとなっています。
一応、75日足でサポートされていますので、なんとかドルの値崩れは回避されそうではあります。

明日、権利落ち最終日(25日)で、26日に配当落ち分をカバーしてなおかつプラスで陽線を立ててくるようですと、今週小動きという想定とはいえ、非常に安心感が出てくることは確かでしょう。
本日も、午後に高値を取ってくる銘柄が多いので、傾向としては良いといえます。
波乱が起きやすいのは、先般述べましたように、来週です。
慎重に行きましょう。
その他のテクニカル分析
実は先週はずいぶんと外部環境は、東京市場にとってフォローでした。
米国株式市場はまがりなりにも史上高値更新をする瞬間があったわけですし、ドル円は99円台まで戻してもいました。

ところが、日経平均はこれだけの外部環境にもかかわらず、7月19日の高値14953円を突破できず、6月13日安値12415円→7月29日安値13613円を結んだ延長線が、上値抵抗線となって、やはりこの数十円を抜けないという結果になりました。
そこで、米国主要指数の続落。東京市場の反落という事態になっています。
これは、思った以上にオリンピック効果が続かず、日経平均の上値が重いということを、如実に表しているとみるべきでしょう。