東エレクがカイ気配、米アプライドとの統合がビッグサプライズに

 東京エレクトロン<8035.T>がカイ気配スタートとなっている。24日、同社と米半導体大手で世界トップのアプライドマテリアルズが2014年後半に経営統合すると発表したことで、これを材料視する買いが集中した。スマートフォンの普及加速は半導体の新たな需要創出につながっているが、一方で高機能化の進展に伴い、製造装置の開発に巨額投資が必要となっていることから、これに対応したもの。過去例のない、ハイテク分野での日米トップの経営統合だけに、市場に大きなサプライズを与えている。
 従来のパソコンの範疇を超えたスマートフォンやタブレットの普及は、業界の発展だけではなく淘汰の波をもたらすことになる。これについて市場関係者は「(今回の統合発表は)東京エレクとアプライドマテリアルズに競合するところが少なくお互いにメリットが大きい。個別にみれば大きな買い材料だが、それ以上に半導体業界全体の再編機運をもたらすエポックメーキングとして風を起こすことになりそうだ。設備投資に資金調達という手段ではなく、統合を選んだことに大きな意味がある」(楽天証券経済研究所・シニアマーケットアナリスト土信田雅之氏)という見方を示している。

東京エレクの株価は9時9分現在4990円(△140円)カイ気配

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)