“もうしばらく”揺れ動き”だが、すぐに“跳ねる”…!?

「上値が重いが、下値も堅い」状況下で“揺れ動く”
※ご注意:予想期間は9月26日と表示されていますが、本日(25日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。

 実質的な週明けとなった昨日は、「上値が重いが、下値も堅い」という前日の流れを引き継ぎました。

 98円半ばにおける“下値の堅さ”が意識されたことで、欧州タイム序盤には99.20円手前に値を戻す場面が見られました。しかし99円台では今度は“上値の重さ”が意識される格好となり、ユーロ円等で進んだストップロス狙いの仕掛け的な円買いに引っ張られて99.50円付近まで値を落としました。注目の米消費者信頼感指数が前月から2.1ポイント低下し、またリッチモンド連銀製造業指数が事前予想・前月を大きく下回ったことも、円買いを後押ししたと見られるところです。もっともこの値位置では再び“下値の堅さ”が意識されており、再び99円ラインにめがけて上昇するという“揺れ動き”を見せています。
上値が重いのはある意味で当然…?
 この「上値が重いが、下値も堅い」は今後も意識されると見られますが、直近は“不安要素を抱える通貨の売り”が目立ちつつあります。このため“QE縮小時期”や“債務の上限引き上げ問題”を抱えているドルの上値が重いのはある意味で当然であり、いつ、下値を模索する仕掛け的な動きが入ってこないとも限りません。
しかし一段安には“プラスα”が必要
 しかしながら98.50-00円に展開するドル買いオーダーは分厚く、それも断続的に積み上がっています。このためこれらを割り込んでいくためには相当以上のパワーが必要と見られ、現時点の材料をさらに後押しする“プラスα”が必要になってくると考えるのが自然です。このため仕掛け的な動きだけでは跳ね返される可能性が高く、そうなると昨日のように“下値の堅さ”を意識して再び99円超へと“揺れ動く”展開がメインシナリオということになります。
現水準には主だったテクニカル群が凝縮
 現在のレンジ(98.60‐99.20円)には、20/50/100日移動平均線に日足・一目均衡表の基準線/転換線、20週移動平均線といった主だったテクニカル群が凝縮しており、同レンジへの収斂力は相当なものと考えられます。しかしながら上にも下にも動けない水準は「決して居心地が良い」とはいえず、“もうしばらく”同水準内で揺れ動いたとしても、すぐに“どちらかへ跳ねる”と考えるのが自然となります。
鍵を握るのはやはり“米経済指標”
 “不安要素を抱える通貨の売り”が目立っていますが、“下値を探りながらも底堅く、その後は反発”というのが私の基本的な見方となりますが、その鍵を握るのはやはり米経済指標です。本日は耐久財受注・新築住宅販売件数等が予定されていますが、これで「好内容となれば素直に“反発(上値模索)”」「悪化すれば“下攻め”も、底堅く推移して次の材料待ち」といった展開を想定しておきたいところです。
ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:99.663(9/20高値
上値4:99.492(ピボット2ndレジスタンス)
上値3:99.357(9/23高値)
上値2:99.209(9/20~9/23の61.8%戻し、9/24高値)
上値1:99.063(100日移動平均線、大台、ピボット1stレジスタンス、9/20~9/24の50%戻し)
前営業日終値:98.746
下値1:98.610(50日移動平均線、9/23安値)
下値2:98.475(9/24安値、9/18~9/20の61.8%押し、ピボット1stサポート)
下値3:98.205(8/8~9/20の50%押し、9/18~9/20の76.4%押し
下値4:98.102(ピボット2ndサポート)
下値5:98.000(大台)

※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔マーケット・チェック15分Webセミナー〕にて公開。

12:05 ドル円 抵抗・支持ライン追加