<動意株・25日>(大引け)=黒田精、新日無、アンジェスMGなど

 黒田精工<7726.T>=続急騰し、5月23日につけた年初来高値232円を一気に更新。引き続きホンダの新型「フィット」の快走を材料視した買いが入っているようだ。ホンダは17日、6日に発売した新型「フィット」の累計受注台数が、16日までに月間販売目標(1万5000台)の約2.7倍となる4万台に達したと発表。このうちハイブリッド車が約7割を占めるとしており、ホンダのハイブリッド車向けモーターコアを手掛ける同社にも需要増の恩恵が大きいとの見方が根強い。

 新日本無線<6911.T>=大幅高。世界的なスマートフォンの出荷増勢で関連業界の動きもにわかに慌ただしくなっている。東京エレクと米アプライドの経営統合も半導体の高機能化に伴う設備投資強化の必然性が引き金となった。そうしたなか、同社はスマートフォンやタブレットの需要拡大を底流に強みとするSAWフィルターやマイクロ波応用デバイスが回復傾向を強めており、業績変化への期待が大きい。

 アンジェス MG<4563.T>=一時ストップ高。午前中に、日本においてHGF遺伝子治療の血管新生作用を増強させる併用療法の医薬用途特許が成立したと発表。これを好感した買いが入っている。今回の特許は、重症虚血肢(末梢動脈閉塞症)や心筋梗塞などの虚血性心疾患に対して、プロスタサイクリン合成酵素遺伝子治療を併用することで、HGF遺伝子治療の血管新生作用を増強させ、治療効果を高めることが期待される新たな遺伝子治療法を提供するもの。

 内外テック<3374.T>=ストップ高。半導体製造装置の部品の仕入れ販売を手掛けているが、東京エレクトロン<8035.T>への売り上げ依存度が高い。米アプライドマテリアルズと東エレクとの経営統合で関連銘柄としてビジネスチャンスが広がるとの期待や、再編思惑を刺激材料に短期資金の買いが集中した。

 日本高周波鋼業<5476.T>=急騰。2月5日につけた年初来高値を一気に更新。特に目新しい材料は観測されていないものの、前日にはTYK<5363.T>がストップ高するなど鉄鋼周辺の低位材料株がにぎわっており、この動きが同社株にも波及したもよう。また、2月に高値をつけて以降、8カ月近くも高値未更新であったことから、出遅れ意識も株価急騰に一役買っているようだ。

 エムアップ<3661.T>=前日ストップ高に続き大幅高。前週末20日に、東京証券取引所の承認を受けて、9月27日に東証マザーズ市場から同1部市場に市場変更されることになったと発表したことを引き続き好感。TOPIXの算入とそれに伴うファンドからの資金流入に期待。また、同じく20日にはゆるキャラ(東京都中央区)、みうらじゅん事務所(東京都新宿区)とゆるキャラグランプリ運営管理やゆるキャラを使用したデジタルコンテンツの運営・配信などの分野で業務提携を行うことで合意したと発表しており、これによる業績への寄与も期待されている。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)