下押し警戒ムード=外為どっとコム総研 神田卓也

月末要因と株安で弱含み
東京市場のドル/円は、月末接近に伴う実需の売りに押されて仲値公示直後に小緩むなど、やや軟調に推移。その後も、日経平均が引けにかけて下げ幅を拡大したため上値は重く、98.50円前後まで弱含んだ。
98円台半ばのサポートに期待も下値警戒ムード
昨日の海外市場でも下げ止まったこの水準でサポートされれば反発の目も出てくるが、割り込むようだと98円付近まで下げ幅を拡大する事も考えられる。米議会において債務上限引き上げ協議が難航している事が、徐々にドルの重石として意識され始めており、引き続き下値への警戒が必要だろう。
米経済指標には敏感に反応
材料面では、米8月耐久財受注(21:30)、米8月新築住宅販売件数(23:00)が注目される。FRB要人から、量的緩和の縮小開始は経済指標次第との発言が相次いでいるだけに、これらの結果に神経質に反応する事になりそうだ。