今晩のNY株式市場は、ダウの5日続落を想定

25日のNY株式市場は、ダウの5日続落を想定
今晩のNY株式市場は、金融と財政政策に解決の糸口が見出せないまま、引けにかけて軟調に推移すると考えている。
昨日のように途中浮上することもあるだろうが、仮に経済指標の悪化や新たなネガティブ材料がでてくると失望売りが加速することも考えられる。
それだけ今の米国が、金融政策においてなかなか出口戦略を見出せず、アジア新興国市場への影響の大きさが露呈されたことも迷走する材料となっているようだ。

また財政政策についても、オバマケア問題が想定以上に波乱材料と化しており、今のオバマ大統領にイニシアチブを発揮できてないことも影響している。
イランとの話し合いが不調に終わったのも、先日のシリア問題でも世論の反発を買いやすいなど機能不全に陥っている様は、今の米国市場の迷いにもはっきりと表れている。
どちらかと言えば踏ん張りが効いているナスダック指数が、23日安値を割り込めばボリンジャーバンド+1シグマ割れイコール日柄調整余儀なくになるリスクも下記に記す材料次第で下押す可能性に言及したい。
米国では、今週の中で最も重要な耐久財受注の発表が予定されている
今晩のイベントについては、米国で耐久財受注の速報値が発表され、今週の中でも最も注目度が高い。
先日発表されたボーイングの月次受注機数が大幅に悪化しており、4日続落と言う経緯から織り込んでいる可能性はあるが、結果に為替・先物指数ともにインパクト与えるので、注意が必要だ。

住宅指標については、中古住宅動向ほど重要ではないが新築販売件数が予定され、結果次第では昨日上昇した住宅関連株に影響はでてくるだろう。
いずれの結果も後のISM製造業/サービス指数の結果を想定した動きが強まる可能性があるので、その点はしっかり強調しておきたい。
新LTROへの期待高まる中、欧州では、緊縮財政に傾いているワイトマン独総裁が講演予定
16時半にスタートした日経平均先物は14500円という心理的節目を意識する動き、どちらかと言えばリスク回避的な動きが強い。

要人発言ではワイトマン独連銀総裁が講演を予定しており、ECBによる新LTRO発動が期待強まる中、どのようなスタンスを取るか注目される。
連邦議会選挙中はマイルドな発言だっただけに、選挙も終了しこれまでのタカ派的な発言に衣替えする可能性は高い。
仮に新LTROに寛容なスタンスを取ったとしても、ユーロ通貨の下落(円買い)が進むことも考えられ、ここは我慢が要求されそう。

したがって、米国の金融・財政政策に明確なスタンスが出てくるまで様子見に徹し、米国株も催促的な下落が加速する可能性も視野に入れておくべきだろう。