外為サマリー:1ドル98円30銭前後の円高、米国懸念でリスクオフ姿勢に

 26日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=98円33~34銭近辺と前日午後5時時点に比べ20銭の円高・ドル安。対ユーロでは1ユーロ=132円92~96銭と同7銭の円安・ユーロ高で推移している。
 円相場は、98円30銭前後の円高で推移している。米国で来年度予算への与野党交渉の難航が続けば、10月以降、米政府機関が閉鎖に追い込まれる可能性があることや、米債務上限問題を巡る警戒感が強まっていることから、市場にはリスクオフ姿勢が出ている。米長期金利は2.63%台に低下し、日米金利差が縮小していることも円高要因に働いている。
 前日発表された米・8月耐久財受注は前月比0.1%増と市場予想(0.2%減)を若干上回ったがドル買いは限定的だった。米連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長選任問題も市場の関心を集めているが、ハト派のイエレン副議長が就任した場合、金利の低下から円高・ドル安が進む可能性があることも円売り・ドル買いをためらわせる要因となっている。
 ユーロは、1ユーロ=1.35919~20ドルと同 0.0034ドルのユーロ高・ドル安で推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)