東京株式(前引け)=売り一巡後押し目買いに切り返す 

 26日前引けの日経平均株価は前日比49円高の1万4670円と反発。前場の東証1部の売買高概算は13億8306万株、売買代金は9916億円。値上がり銘柄数は602、対して値下がり銘柄数は990、変わらずは101銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は前日の米国株市場でNYダウが61ドル安と5日続落したことから、海外投資家の運用リスクが高まり売り優勢でスタート。配当権利落ちによる下げ圧力も影響して日経平均は一時200円以上の下げとなった。米国では新会計年度予算が9月中に成立しなければ、連邦政府機関の閉鎖につながることから政局リスクが意識されており、暫定予算成立の可能性は高いとはいえ先行き不透明感から買い手控えムードが強い。ただ、国内3月決算企業の中間期末を迎えて業績増額期待が改めて意識されているほか、消費税引き上げとのセットで予想される総額5兆円規模の経済政策への期待も根強く、売り一巡後は押し目買いが入った。先物主導で裁定買いも寄与、日経平均は80円程度の配当権利落ちを埋めプラス圏に浮上している。
 個別ではソフトバンクが買われ、ファーストリテも上昇。富士重が高く、三住建設が堅調なほか、熊谷組も買われた。CVSベイ、ジーンズメイトなどの材料株にも買いの矛先が向かっている。半面、日東電が急反落、ファナックも軟調。TYKが利食われ、アドバンテ、エプソンなども売られている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)