外為サマリー:1ドル99円ライン巡り一進一退、法人減税期待などで円売り膨らむ

 26日の東京外国為替市場の円相場は、午後3時時点で1ドル=98円94~95銭近辺と前日午後5時時点に比べ41銭の円安・ドル高。対ユーロでは1ユーロ=133円76~80銭と同89銭の円安・ユーロ高で推移している。
 円相場は、午前11時30分過ぎに一時、99円10銭台まで円安が進行した。政府が法人税減税を検討するとの報道が流れたことが円売り要因となった。また、年金積立運用独立行政法人(GPIF)の資産運用に関する中間整理がまとめられ、その内容に関する記者会見が予定されていることも思惑を呼んだ。
 ただ、米国では来年度予算案の成立や債務上限問題が強い関心を集めている。10月以降も政府機関の運営を続けるための予算策定期限が間近に迫っているほか、連邦政府債務のデフォルト回避には10月中旬までに債務の法廷上限を引き上げる必要があり、ドル売りが膨らみやすい状況は続いている。この日は米4~6月期GDP確報値の発表などがあり、その内容も注目されそうだ。
 ユーロは、1ユーロ=1.3521~22ドルと同 0.0036ドルのユーロ高・ドル安で推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)