東京株式(大引け)=178円高、政策期待で高値引け

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 26日の東京株式市場は朝方売り込まれたものの、その後戻り足に転じ、日経平均株価は後場一段高に買われた。先物主導で裁定買いが入ったことから上昇歩調を強め、高値引けとなっている。大引けの日経平均株価は前日比178円高の1万4799円と急反発。東証1部の売買高概算は30億4783万株、売買代金は2兆1534億円。値上がり銘柄数は1043、値下がり銘柄数は546、変わらずは104銘柄だった。
 きょうの東京市場は米国株安を受けて、リスク回避の流れが続き売り優勢でスタート。米国では新会計年度予算に絡み政局リスクが取り沙汰されており、暫定予算成立の可能性が高いとはいえ、先行き不透明感が買いを手控えさせている。日経平均は一時200円超の下げとなったが、中間期末を迎え企業の業績増額期待が改めて意識されているほか、消費増税とのセットで総額5兆円規模の経済政策への期待が押し目買いを誘った。前引け段階で日経平均は80円程度の配当権利落ち分を埋めプラス圏に浮上したが、後場は、政府が法人税引き下げを早期に検討する方針と伝わり、一段と上値指向を強めた。
 個別では、ソフトバンクが買われ、ファナックも堅調。熊谷組がストップ高となったほか、ラサ工も値幅制限いっぱいに買われた。このほか、ユナイテッド海が急騰、CVSベイも値を飛ばしている。ファーストリテも大幅高、冶金工、富士重も上昇した。一方、日東電が急反落、TYK、エプソン、アドバンテストも売られている。三菱ガスが安く、武田も軟調。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)