パナソニックが続伸、個人向けスマホから事実上の撤退発表

 パナソニック<6752.T>が続伸。26日の取引終了後、下期以降の個人向けスマートフォンの開発を休止すると発表したことを好感。事実上、同社は個人向けスマホ事業から撤退することになるが、赤字事業からの撤退が評価されているほか、事業構成の改善が進むことが期待されている。
 これまで、パナソニックのスマホ事業は社内カンパニーのAVCネットワークス社傘下のパナソニックモバイルコミュニケーションズ(PMC)が手掛けていたが、今年度下期以降は新製品開発を休止し、その経営資源を法人市場向けスマホなどの新規事業の開発やAVC社内の共通技術開発などに戦略的に再配置するという。具体的には、PMCはフィーチャーフォン(従来型携帯電話)の生産・販売とスマホなど既発売商品の顧客サポートに集中し、個人向けフィーチャーフォンの開発についてはAVC傘下のパナソニックシステムネットワークスの固定電話やファクス、ドアホンなど家庭用通信機器を担当する事業部門に業務委託し、他の事業部門からも通信技術を活用しやすくするという。なお、14年3月期の業績予想には影響はしないとしている。

パナソニックの株価は9時34分現在966円(△6円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)