東京株式(大引け)=39円安、週末で利益確定売り優勢

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 27日の東京株式市場は、米国株高も為替が円高含みに推移したことや、前日に日経平均が大幅高した反動で終始上値の重い展開。リスク回避の流れから、債券高・株安の構図となっている。
 大引けの日経平均株価は前日比39円安の1万4760円と反落となった。東証1部の売買高概算30億6704万株、売買代金は2兆402億円。値上がり銘柄数は771、対して値下がり銘柄数は851、変わらずは125銘柄だった。
 前日の米国株市場でNYダウが6日ぶりに反発したものの、400ドルを超える調整を入れた後にしては戻りも鈍く、米国財政問題への不安を背景にリスク回避ムードの根強さを映している。これを受けて、東京市場でも債券が買われる一方、株式は利食い圧力が優勢となった。政府が大規模な設備投資減税などを検討していると伝えられたほか、5兆円程度の補正予算編成が予想されるなか下値も堅いが、週末で来週に日銀短観を控えていることもあり、ポジション調整の売りが厚かった。また、先物主導で裁定解消売りも上値を重くした。
 個別では、東電が大幅高、ソフトバンクも大きく買われた。クボテックがストップ高となったほか低位ではチタン工、昭電線HDなどが活況高となった。日金銭、ドワンゴが買われ、クックパッド、ネクストなども値を飛ばしている。一方、日東電が安く、ファナックも冴えない。トヨタ、三菱UFJも軟調。日コンベヤ、ラサ工、新日無線、ユナイテッド海なども値を下げた。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)